
「津波(つなみ)」とは、海底で起きた地震や火山噴火、海底地すべりなどによって発生する、大きな海の波のことです。
一見すると普通の波に見えても、津波は「海そのものが押し寄せてくる現象」であり、非常に危険です。
特に日本は地震が多いため、津波のリスクが高い国として知られています。
✅津波が起きる原因とは?
津波の主な原因は、海底での大きな地震です。
プレート同士がぶつかり合い、急激に動いたときに、海底の地形が変化し、その動きが大量の海水を押し上げ、エネルギーが四方八方に伝わることで津波が発生します。
- 地震の震源が浅く、海底に近いほど津波が発生しやすい。
- 火山の噴火や大規模な土砂崩れでも津波が起こることがあります。
- 特に危険なのは「海岸から遠くで発生し、時間差で襲ってくる遠地津波」です。
⚠️津波の怖さとは?
津波は通常の波と違い、波の「高さ」だけでなく「勢い」「持続時間」が非常に大きいのが特徴です。
- 時速数百kmという速さで移動し、海岸に達すると数メートル〜数十メートルの高さになることもあります。
- 第一波が最も大きいとは限らず、第二波・第三波の方が危険な場合も。
- 引き波により、人や建物、車などを一気にさらってしまう威力があります。
🏃♀️もし津波が来たらどうすればいい?
津波から命を守るには、「すぐ逃げる」ことが最も大切です。
- 強い地震(震度5弱以上)を感じたら、ただちに海岸から離れて高台へ避難。
- 津波警報・注意報が出たら、絶対に海には近づかないこと!
- 「もう大丈夫」と思っても、警報が解除されるまで絶対に戻らないことが重要です。
✅まとめ:津波は備えることで命が守れる自然災害
津波は突発的で破壊力の大きい自然災害ですが、正しい知識と備えがあれば、被害を最小限に抑えることができます。
海のそばに住んでいる方や旅行で訪れる方は、避難ルート・高台の位置を事前に確認し、いざというときに備えることが大切です。