🚆中央線に“初のグリーン車”登場!その効果と今後の課題

2025年3月15日より、JR東日本は中央線快速(東京~大月)および青梅線に、初めて2階建てグリーン車(普通列車の“プレミアム車両”)を正式導入しました
前年10月からの無料試乗期間を経て、現在は有料化され、グリーン券が必要となっています。

🪑導入の背景と構造

  • 通勤時の混雑緩和と座って移動したいという需要への対応として、10両編成が12両に延長され、新たに4号車・5号車に2階建てグリーン車が連結されました。
  • 座席には電源コンセント、テーブル、ドリンクホルダーが備えられ、上層階はパノラマビューが楽しめる快適仕様。もちろんWi‑Fiやトイレも完備

💴料金と利用状況

  • グリーン料金は50kmまで750円(SuicaなどIC利用)/100㎞まで1,000円/それ以上1,550円の距離制課金制。短距離利用でも定額となります。
  • 導入当初の無料期間中は満席続きだったものの、有料化以降は逆に驚くほど空いていて「ほぼ貸切」状態といわれています。平日夕方の乗車でも数人しかいないケースもあり、その静けさが逆に話題に。

⭐評価と課題

  • JR東日本によると、快適性・利便性とも一定の評価を得ているとの報告もあります。
  • 一方で、短距離利用には割高感があるほか、グリーン車を駅階段やエレベーターで移動しづらい配置予約方法に戸惑う人が多い点など、改善余地も指摘されています。

📊まとめ:「空いていて快適」だけど普及には課題も

ポイント内容
🚄 快適度座席・設備の質は高く、静かで集中できる空間
💸 コスト短距離だと割高感あり、距離が伸びるほどお得に
🧍‍♀️ 人気無料期は満席、有料化後は利用者減少中
🚧 改善点料金体系・予約方法・導線整備の見直しが課題

中央線グリーン車は、混雑した通勤時にゆったり座れる「逃げ場」として高い魅力を持つ一方、普及にはまだ課題が残る新しい試みです。
今後のサービス拡充や利便性向上によって、利用者が増えていく可能性も十分にあります。

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